日本人の読書について

  • 2019年9月20日
  • 2019年9月29日
  • 勉強

こんにちは、荒馬です。

今回は、「本」をテーマに話していきたいと思います。

ネットビジネスをやるにしても、

何をやるにしても、

知識に投資することはすごく大事です。

現代は、情報に溢れた時代です。

毎日毎日たくさんの情報が飛び交っている。

全ての情報を把握することなど、とてもできません。

だからこそ、

良質な知識を持っている人が富み、

知識の格差が価値になっているというわけなんです。

今回はですねー、

そんな本について書いていきたいと思います。

日本人の読書量

まずは、このグラフを見ていただきたいんですけど、


年度は少し古いですが、

日本人の読書量(1ヶ月に何冊読むか)をまとめたグラフになっています。

これによると、一番多いのは、

なんと「読まない」の47.5%

日本人は、全然本を読んでいないという結果になっているんですね。

1、2冊しか読まない人を合わせると、

その割合はなんと約8割。

あれ、日本人って全然本読んでない??

そう考えてもおかしくはない状況になっています。

じゃあ、なぜ読書をしないのかというと、

その理由の第一位は「読書をする時間がない」から。

社会人は忙しいから、

読書をする時間なんてない。

仕事で疲れて、帰ってきてもすぐに寝てしまう。

家族との時間を大切にしたいから、

一人で読書をしようとはしない。

こんな感じの人が多いってことですかね。

大事なのは、読んだ本の冊数ではない

以上、簡単な現状分析でした。

でも、大事なのは、読んだ本の冊数ではないですよね。

どれだけ本を読んだかではなく、

読んだ本からどんな学びが得られたか

得られた学びをどう実生活に生かせたか

こっちの方がよっぽど大事です。

僕も学生の頃、

この本を読んでめちゃくちゃ刺激を受けた覚えがあります。

懐かしいなあ。


ここら辺もいいですよね。

古典として、ものすごく価値があります。

下手な本より、まずはこれを1冊読め、

みたいなところがあります。

得られる学び何十倍にもなりますよ。

大事なのは、冊数ではなく、読んだ本からどのように学びを得るかということ。

学びが得られなければ、それはただの趣味です。

趣味と割り切って読んでるならそれでいいですが、

ほとんどの人は違うでしょう。

学んだ知識を何かしらに生かすために本を読んでいるはず。

だったら、その知識を生かしていかなければ意味がありません。

学んだことはどんどんアウトプットしていきましょう。

学んだことをアウトプットする

学んだことはアウトプットする。

ただ読んでいるだけでは、なかなか頭に入ってきません。

本を読んで、それを言語化する。

そういう作業をすることによって、

初めて本の内容が自分のものになったと言えるでしょう。

読んだ本の内容や感想を、ひとにしゃべれますか?

文章として書けますか?

やってみると、意外とできないことに気づくはずです。

僕もやっていることですが、オススメは

本を読んだら、ブログに記事をあげたり、Youtubeに動画をアップすることですね。

そうすると、誰かに見られるってことをすごく意識するから、

中途半端な読み方はできない。

人に教えるってことを意識すると、また違った視点で本が読めるようになります。

こっちの方が、断然頭に入りやすい。

人に教えるって、相当難しいことです。

だからこそ、それができる人は価値がある。

皆さんも、ぜひ読んだ本を誰かに伝えるということを想定して、本を読むようにしてみてください。

最近の読書について

とまあ、ここまで書いてきたんですけど、

僕のYoutubeのチャンネルを見ればわかると思うんですが、

あまり本のレビューとかあげてないんですよね。

ブログでもまだ書いてません。

じゃあ、こいつは何やってるんだっていうと、

僕も最近あまり本を読んでません。

そんなんでいいのか!ってなりそうなんですけど、

僕が最近思っていることについて書いていこうと思います。

資本主義に生きる

現代は、資本主義ですよね。

資本主義とは、簡単に言えば、

お金を持っている人が偉いよって考え。

これを認めるかどうかは人次第なところもありますが、

お金を持っている人が情報を得て、選択肢を増やしている。

これは圧倒的な事実だと最近感じます。

貧乏だと、何もできないですもん。

悩んでることのほとんどは、お金があれば解決できます。

世の中の99%のことは、金で解決できる

そうやって言う人もいます。

金がない人は、相手にされない。

理不尽だと思っても、間違ってると思っても、どうにもなりません。

個人レベルでは変えられない現実。

資本主義とは、そういう次元の現実だと思います。

資本主義における読書

読書は好き。

そういう人は、結構多いです。

周りを見ても、いろんな本を読んでる人がいます。

でも、読書をして何かに生かそうってしてる人、これはあまりいない。

趣味で終わってしまっている読書が多い。

人によってはそれでいいのかもしれません。

人生で一番大事なのは、なんでしょう。

それは、時間。

時間がもっとも大事です。

一度過ぎ去ったら二度と戻ってこない。

だからこそ、後悔しないように生きる必要がある。

資本主義のこの世界を生き抜く上で、

大事なのは、優先順位を考えること。

やりたいことの前に、まずやるべきことをやる。

あれもこれもとやっていては、とても時間が足りません。

企業は、人々の時間を奪い合っています。

いかに人々の時間を奪うか。

これが売上を上げるためで大事なことです。

売上を上げなければいけないのは、企業だけではない。

個人だって、売上を上げなければいけません。

資本主義社会で生きるためには、金が必要。

これは無視できない現実です。

そう考えたとき、今の本屋を見渡したとき、

売上を上げることを目標にした本はどのくらいあるでしょうか。

人々は搾取されている

僕がネットビジネスの存在を知り、稼ぐことを意識し始めてから、

市場に出回っている本には、

「稼ぐ」ために本当に役に立つ本は本当に少ないということを感じました。

もちろん、知識の格差が利益になるから、どんな本を読んでも、その知識をもとに稼ぐことができる人はいます。

でも、それはすでに稼ぐ方法を知っている人たちの話。

本を読んで、知識を得ても、それを稼ぎに直結させる方法は、ほぼどこにも書いてありません。

どう稼ぐか。

そこだけが、すっぽり抜けているような感じがします。

「稼ぐ」ということに焦点を当てたら、役に立たない本ばかり。

資本主義においては、「稼ぐ」ということはもっとも重要なことのはず。

お金が第一ではない人だってもちろんいますが、そういう人たちだって、

「稼ぐ」方法を知っておいて損はないはず。

なぜか、「稼ぐ」方法が書いてある本だけ全然ないんです。

だから、いくら本を読んだって、人々の生活が変わることはありません。

変える方法がわからないんだから。

人々が怪しいと思っているようなネットビジネスの世界の人が言っていることや、情報商材の方が、よっぽど「稼ぐ」ということについて本質的な内容を伝えている気がします。

それくらい、「稼ぐ」ということがすっぽり抜けている。

僕も、いろいろな本を読もうとは思いますが、

「稼ぐ」ことができるようになるまでは、どんな本を読んでも、リターンは得られないだろうと思います。

抽象度を上げる

「学ぶ」

それは、視点を獲得すること。

新たな視点を得ることで、これまでとは世界が違って見えるようになります。

本を読んでも、新たな視点が得られなければ意味がないと思っています。

本をたくさん読んでいる人でも、

読んでいるジャンルが偏っている人も多い。

本屋に行く時、いつも同じフロアや棚に行っていませんか?

僕は、本屋に行って、今まで行かなかったフロアや棚に行ったとき、

抽象度が上がったと考えるようにしています。

本屋に行ったとしても、いつも同じところを回っているだけでは、

普段と何も変わりません。

勉強しているように見えて、ただの自己満足。

世の中には、本当にいろいろな本がある。

無理矢理にでも視野を広げていかないと、すぐに頭が固くなってしまいます。

ただ本を読もうとするだけでは、新たな視点は獲得できないんですよね。

ビジネス書ばっかり読んでたり、小説ばっかり読んでたりだったら、

それによって得られた知識なんてたかが知れたものです。

偏りすぎている。

僕たちが能動的に動いて、手にする本は、すべてどこかで「知っている」本です。

その分野のことを知っている。

その本をどこかで見た。

なんでもいいです。

とにかく、すでに「知っている」本を手に取ってしまっているということ。

「知らない」本を手にすることはできないんです。

だって、「知らない」のだから。

本屋に行ったら、いつも新しい本に出会う。

今まで見たことのない本でも、手に取ってみている。

そんな次元の話をしているのではありません。

本屋に行っても、行ったことのない棚があるでしょう。

さらに言えば、その本屋にない本もあるでしょう。

そういった、自分が「知らない」本にいかに出会うかが大事です。

そうしないと、抽象度なんて上がりません。

「知らない」本に出会う。

「知らない」

それは、自分の頭にないということ。

自分自身で考えても、たどり着かない知識のこと。

そんなものにどうやって出会うのか。

人間は、「知っている」ことしか考えられません。

考えても思いつかないからこそ、それは「知らない」と表現される。

考えて出てくるようなら、「知らない」とは表現されないんです。

だから、「知らない」本に出会うのは相当難しい。

本当に難しいんです。

だって、「知らない」のだから。

「知らない」以上、調べることもできません。

どう検索すればいいのかもわからない、それが未知の世界。

こんな本、読んだことありますか?

外国で実際に起きた性犯罪事件をモチーフにした小説を読んだことがありますか?

潜水士と呼ばれる資格があることを知っていますか?

玉の図鑑があることを知っていますか?

カテゴリカルデータとは何か知っていますか?

サンチャゴ・カラトラバという建築家を知っていますか?

アヤワスカと言われて、なんのことかわかりますか?

慢性痛をどのようにコントロールすべきかわかりますか?

シャーマニズムに関する本を読んだことがありますか?

知らない本はほんとに多い

これらは、ほんの一例です。

一つや二つは知っていたとしても、上の全てを知っている人はそういないでしょう。

上にあげたのは、たった8つです。

これだけでも、全く知らないものがたくさんある。

上のやつは、僕が出会った本を題材にしただけですが、

僕だって、「知らない」本は山のようにあります。

想像している以上に、知らない本や分野はたくさんあります。

本を読まずに、抽象度を上げる

実際のところをいうと、上にあげた本、

僕も読んでいません。

こういう本があるんだっていうのを知っただけです。

タイトルを見たり、アマゾンの商品ページを見たりして終わり。

それでも、知らない人とは圧倒的な知識の格差を生み出すことができています。

本の内容を理解するというより、

そういう分野、世界があることを知ることにこそ価値がある。

知ってさえいれば、選択肢になる。

必要になれば、あとは中身を読めばいい。

知ってるか知らないかが、これだけの差を生むんです。

「知らない」ものに、無理やり出会う。

これが、抽象度を上げる方法。

普通に勉強して得られる知識なんて、たかが知れたものです。

大学で専門的に勉強して、深めた知識があったとしても、

全知識の中で見れば、ほんとにちっぽけな部分に過ぎない。

それを認めて、知っている世界を増やそうとすることができるかどうか。

知識というものは、中途半端な努力で得られるものではありません。

普通にやっていたら、得られない情報は山のようにある。

だから、知識に投資することが大事なんです。

本を売ろうとする人がいる

知りましょう、頑張って。

読書をすると、こんないいことがあるよって本、増えています。

読書する人間が成功する。

実際、そうなのだと思います。

しかし、それ以上に知っておくべきことがある。

上のグラフで見ました。

日本人の約8割は、月に1、2冊しか本を読まないんです。

そうすると、どうなるか。

本が売れないんです。

読書に関して、人は2種類に分かれる。

本を読む人間と、本を読まない人間。

本を読まない人間が増えれば、それだけ本は売れなくなる。

本を売ろうとする人にとっては、人々が本を読まなくなることは死活問題。

だから、人々に本を読んでほしいんです。

頑張って、人々が本を読むようにしかけてる。

本を読んで学びが得られるかが第一なのではなく、

本を読もうと思って本を買ってもらうことが第一なわけです。

言いましたよね、この世は資本主義。

本を売る人間だって、稼ぐことが第一。

彼らがまずやるべきことも、売上を上げることなんです。

極論すれば、人々は本を買うけど、

そこから学びが得られないのが支配する側にとって一番都合がいい。

人々から金を巻き上げて、その上反抗できないようにする。

学びが多い本を、売る気などありません。

まあ、ここまで極端ではないと思いますが。

終わりに

本を読めばいいってもんじゃないんです。

本を読んだから知識が得られるってわけじゃないんです。

そう思っているのなら、それは思考が停止している。

本を読んでいる人が少ない。

でも、大事なのは読んだ冊数ではなく、いかに学びを得られるかだ。

だから、効率よく本を読んで、社会で成功しよう。

こんな思考じゃダメなんです。

本当に大事な情報は、隠されてます。

そんな簡単に、手に入るわけないじゃないですか。

2000円で売っていい情報だからこそ、2000円で本を売るんです。

できる人の思考を、2000円で買えるとすれば安いもんだ。

そんなこと言ってる場合じゃない。

一面から見れば、これは正しいですが、

それが今の自分に妥当するのか考える必要がある。

その本を読んで知識を得たら、それを生かせるのか。

生かせる人にとっては、2000円で情報が得られるなら安いものでしょう。

ただ、できない人にとっては、その2000円はドブに捨てるようなもの。

本を読んで、知識を得るための土台がないと、

何をやっても無駄です。

世の中には、表と裏がある

表面だけ見ていては、絶対にうまくいきません。

搾取されるままで終わります。

抽象度を上げる。

「知らない」ものに出会う。

簡単なことじゃないんです。

でも、やらなければならない。

そうしないと、生き残れません。

情報に、投資しましょう。

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僕は、現在フリーとして働きながら、司法試験予備校の講師としても働いています。

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